従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
【残暑お見舞い申し上げます】
リオオリンピックが始まり、毎日寝不足の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私は今朝も早くから起きて男子体操に見入ってしまいましたが、
金メダルを獲るのを見て、元気をいっぱい貰いました。
選手たちの努力と不屈の精神は本当にすごいと思いますし、
敬意を表します。
開会式もとても感動しました。低予算と聞いていたので、
大したことはないだろうと思っていたらとんでもない。
歴史をたどりながら、ブラジルの人種や文化の多様性を表現し、
またサンバの音楽やカーニバルのダンスで世界の人々が一つになるのを見て、平和の尊さを改めて思いました。
日系移民の登場場面は、71年前の原爆投下の時間に合わせたそうです。それにも深い意味があるのでしょう。
さてそんな熱い(暑い)さなか、例年通り税理士試験が始まりました。
うちの事務所からも4名が受験しているので、事務所が寂しく感じられます。
税理士試験は一年に一回の試験なので、ピーキングが重要なのは
オリンピック選手と一緒かもしれません。
でもスポーツ選手はオリンピックの舞台が集大成なのは言うまでもないですが、税理士試験合格はゴールではなく、そこがスタートなんだと思います。
うちのスタッフも仕事をしながら、家庭と両立させながら、勉強をして頑張ってきたので、是非結果を出して欲しいと願っています。
ただこの5,6年で税理士試験の受験者数が約1万人近く減少しています。
10年後に無くなる業種の上位にランキングされているからなのか、
または大変な思いをして資格を取ってもリターンが少ないと思われているのか、いずれにせよこの業界にいる私としては、悲しい現象です。
税理士は、中小企業や普通の方から一番身近な専門家として(税金やお金のことだけではなく)頼りにされ、感謝していただける非常にやりがいのあるお仕事だと思っています。
全国の税理士試験を受けている皆さまも、是非合格して頂いて、
一緒にこの業界を盛り上げていきましょう。
試験、頑張ってください。健闘をお祈り申し上げます。
所長 福島美由紀