従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
【気になるマイナス金利の影響】
1月29日に日銀が日本で初めてとなるマイナス金利政策の導入を決定しました。
対象となるのは日銀の当座預金の一部であるため、その影響は限定的という意見もありますが、世間に大きなインパクトを与えたことは間違いありません。
日銀の発表を受けて一時は好感された株式市場、円相場ともに、わずか数日で発表前の水準に戻りつつありますが、それはさておいて政策自体が実体経済に与える影響が気になります。
黒田総裁がマイナス金利導入前に「マイナス金利はプラス面、マイナス面いろいろある」と述べていたとおり、早速、自動車ローン・住宅ローンの引き下げなどプラスの影響と、一部の国債の募集中止などマイナスの影響が出始めているようです。
今後さらにどのような影響がでてくるかは予断を許さず、まずは様子を伺うしかありませんが、日銀の狙いどおり融資や株式投資などに資金が向かい、企業収益や賃金の改善を通じて景気回復や物価上昇に向かうことが期待されます。
そしてなにより、中小企業を全力でサポートする福島会計としては、金融機関の中小企業への融資が活発になることで、日本全体が活性化することを願っています。