• 2018.09.12

借入金は利益で返す

 福島会計の山田です。このたびの北海道胆振東部地震で被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

 被災時はもちろん、日常でも資金が必要になり、金融機関から借り入れを行うことがあると思います。

 9月7日の日経新聞には「メガ→地銀 代わるメイン行」と題して、日銀の低金利政策や大手銀への資本規制を背景に、地銀が中小企業向け融資を増やし、メインバンクになるケースが出ているとしています。

 これからどうなるかはわかりませんが、今のところ中小企業にとって、地銀から借り入れをしやすい環境にあるようです。

 借り入れをする場合には、どのように返済するかも考えておかなければなりません。

 借入金は、借入時に入金されても収益にはならず、返済時に支払っても元本部分は費用になりません。つまり、損益に関係なくお金が増減します。

 よく「利益が出ているのにお金がない」という話を聞きますが、これはいくら返済しても利益は変わらないことが一つの原因です。

 逆に言うと利益の範囲内で返済しないと、お金が減っていきます。

 このため、借り入れの際には年間返済額がいくらになるか?返済を賄えるだけの利益が出せるか?又は、どうやってその利益を出すか?などを検討することも必要です。

 福島会計には、これらに対応した「財務参謀プラン」「経営参謀プラン」などのサービスがございますので、ご相談ください。

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