• 2018.12.12

年末の風物詩から経営のヒントを探る

 

スタッフの西川です。

今週から寒さが一段と増し、今年も残すところ20日を切りました。

今年を乗り切るために、ブログをお読みの皆様におかれましてはくれぐれも体調には十分お気をつけいただければと思います。

 

さて、先週の話題となりますが、2018年の新語・流行語大賞が発表となりましたね。

年間大賞には、日常でついつい口にしてしまう「そだねー」が選ばれましたが、そのほかの受賞語や、過去の新語・流行語を見てみると記憶が蘇るとともに、現代の経営にも役立つヒントがあるのではと思っています。

 

例えば、今年は“〇〇ハラ”のニュースが多かったと感じています。

特に、パワハラに関しては、最近では動画で明るみになったものや、某アミューズメント運営会社を相手取った訴訟など、挙げれば枚挙にいとまがありません。

ハラスメントという言葉は1989年に「セクシャルハラスメント」が新語として受賞したことがきっかけのようですが、既に30年も経って未だなお、という感覚になります。

 

ちなみに、4月に「企業経営リスクとの終わりなき戦い」と題して、“〇〇ハラ”の記事を挙げておりますので、よろしければ是非お読みください。

企業経営リスクとの終わりなき戦い

 

 

また、経営のヒントという観点からは、こちらも先週日経MJが発表した「ヒット商品番付」が参考になると思います。

こちらは、大相撲の番付表にならい、東西の横綱から年間のヒット商品をランク付けしたものですが、東の横綱は安室奈美恵、西の横綱はSNSアプリのTikTokとなりました。

もっとも、安室奈美恵は2017年も東の大関となっていましたし、経営者の前澤友作氏が何かと話題に挙がったZOZOTOWN(ゾゾスーツ)は2年連続で西の関脇にランクインしています。

 

来年以降、注目すべきは2018年に東の大関となった「スマホペイ」でしょう。

スマホで QRコード やバーコードを使い決済するスマホペイですが、最近では後発の「PayPay」が“100億円還元キャンペーン”を打ち出したことからもご存知の方もおおいと思います。

来年10月からの消費税増税に際しても、キャッシュレス決済によって増税2%分をポイント還元する施策が検討されているように、スマホペイはこれから大注目となります。

 

ちなみに、2018年に西の大関となった「サブスクリプション」については、2017年11月に「この手があったか!!飲食店による月額会員サービス」と題して記事にしておりますのでこちらもよろしければ是非お読みください。

この手があったか!!飲食店による月額会員サービス

 

 

さて、当ブログでは、税、経営、財務・会計を主に情報提供を心掛けております。

今年の締め括りは来週となりますが、残すは「今年の漢字」!!

このブログが、皆様にとって今年を振り返り、来年の飛躍へのヒントとなれば幸いです。

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