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2022.06.01
【新成人へのエールを込めて】
【新成人へのエールを込めて】
先週末の3連休は、各地で新成人を祝う式典が催されました。今年の元日を20歳で迎えた新成人はおよそ121万人と、統計開始以来の最少を更新したそうです。
調査会社マクロミル社の調査によると、新成人が「日本の未来」についてどう考えているか尋ねたところ、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」と回答した人は約44%となり、2013年の調査と比較すると22ポイントの大幅な上昇となりました。要因としては東京オリンピックの開催決定やアベノミクスを挙げる人が多かったようです。
「自分の未来」についての質問では、「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」と回答した人は約63%となり、前年比12ポイントの上昇となっています。また、「日本を変えてゆきたいか」については「そう思う(そう思う+ややそう思う)」が約67%となり、心持ちの面ではこの1年でガラッと変化が起きている様子が伺えます。
一方で、就職に対する不安の高さや政治および年金制度への期待の低さはおよそ4人に3人が感じており、新成人だけにとどまらない日本の構造的問題を表していると言えます。
とはいえ、近年は高校生ながら起業したり、社会的使命感から損得を度外視して行動を起こす若者も増えていて大変心強く感じています。“最近の若者”からスタートする新成人には、明るくなりつつある「日本の未来」を、自らの力で「実感ある将来」に変えていくことを期待したいですね。