従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
Jリーグ2011年度 債務超過クラブが微増
Jリーグ2011年度 債務超過クラブが微増(日本経済新聞より)
オリンピックは盛況のうち終わりましたが、香川選手やヤングなでしこの活躍でまだまだサッカーは盛り上がっています。
そんな中J1・J2の2011年度の経営情報が公開されました。
決算期はクラブチームごとに異なりますが、1月がほとんどで12月や3月のクラブもあります。
J1・J2合わせると38クラブあり、そのうち赤字決算は18クラブで前年と同数です。
ただ浦和や京都などが黒字化した一方、鹿島や鳥栖などは赤字化しリーグ内での変動はあります。
また債務超過のクラブは昨年度より1つ増えて11クラブになりました。
来年からJリーグではクラブライセンス制度が導入されます。
既に欧州ではクラブライセンス制度が導入されており、全クラブのリーグ参加資格を毎年審査しています。
審査基準は「競技、施設、人事組織、法務、財務」に区分されていて、
財務の中には「債務超過でないこと」、「3期連続の赤字でないこと」が盛り込まれています。
既に厳しいチームもあります。
チームの入替が増えるかもしれないし、逆にチームやファンが必死になり盛り上がるかもしれません。
なお、我が愛する浦和レッズは2億6千万円の赤字から、6千万円の黒字へ転換!?・・・ではありましたが内容をみると、順位の低迷もあり入場料収入は前期比87%、広告料収入も減っていました。
人件費と運営費を削っての黒字でした。
今年は順位が上がってきているので入場料収入、広告料収入ともに期待できそうです!!
ちなみに主な収入は「広告料、入場料、Jリーグ配分金、アカデミー関連収入」
主な費用は「人件費、試合関連経費、トップチーム運営費、アカデミー関連経費、女子チーム運営経費」
でありリーグ賞金は、
J1で優勝賞金は2億円、2位は1億円・・・7位は1千万円
J2で優勝賞金は2千万円(J1の6位と同額)、2位は1千万円、3位は5百万円
となっています。