従業員の資格取得費用等を負担した場合の取り扱い
2022.06.01
長寿国日本
スタッフの西川です。
12月に入り、今年も残すところ営業日で20日を切りました。
ブログをお読みの皆様におかれましてはくれぐれも体調には十分お気をつけいただければと思います。
本日は、「周年記念企業」について取り上げたいと思います。
先日、帝国データバンクが発表した「2020年の周年記念企業調査(※)」結果によると、来る2020年に創業から
節目の年となる“周年記念”を迎える企業は、全国に15万7507社を数え、このうち1920年(大正9年)に創業し
「100周年」を迎える企業が1176社もあるようです。
(※)創業年以降10年刻み(200周年超は50年刻み)で抽出し、集計したもの
驚くべきは、毎年1000社以上が100周年を迎えているということで、今年2019年に100周年を迎えた企業も1685社
あったとのことです。
今年100周年を迎えていたのは、大手では住友商事やオリンパス、ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングス
などで、2020年に100周年となるのは自動車メーカーのマツダやイトーヨーカ堂、キーコーヒーなどとなります。
大正9年創業の100年企業は、関東大震災、第二次世界大戦、オイルショック、バブル崩壊、リーマン・ショック、
阪神淡路大震災、東日本大震災など、幾多の困難な金融経済社会環境を乗り越え、企業の使命を果たしてきたことを
考えると、本当に頭が下がる思いです。
創業年を法人設立登記の日ではなく、個人開業時代から引き継いで考えるかどうかで一概には言えませんが、
我が福島会計のお客様でも3年ほど前に100周年を迎えたお客様もいらっしゃいますし、会社法施行日(2006年5月1日)
以降に設立され、2020年に15周年を迎えるお客様も多くいらっしゃいます。
先週のブログでも結びで書いておりますが、弊社のミッション(使命)は「経営者をその隣で伴走・支援すること」
と定義しています。
お客様と共に成長し、永く社会に貢献できる“良い会社”を創っていく、その結果としてお客様が周年記念を迎えられたとき
には大変嬉しく感じます。
さて、話は変わりますが今週は2019年の新語・流行語大賞が発表となりましたね。
年間大賞には、日本中が大熱狂となったラグビー日本代表のスローガンである「ONE TEAM」が選ばれました。
言葉として使う機会こそあまりなかったものの、経営者には刺さる言葉だったのではないでしょうか。
そして、個人的に楽しみにしている「今年の漢字」の発表は来週12月12日です。
今年の世相を表す漢字一文字、悲喜交々あった1年でしたが、令和元年の今年はどうかいい漢字が選ばれますように。